オーストラリア&ニュージーランド ワイン10本を“自宅で楽しむ”ための完全ガイド
先日の「オーストラリア&ニュージーランドワイン会」にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
会のあとに多かったのが、
- 「あのワイン、家でもう一度飲みたい」
- 「どれが一番好みだったか、思い返したい」
- 「自分で買うなら、どれが失敗しにくい?」
という声。この記事では、ワイン会で実際に提供した10本を、飲んだ順番そのままに紹介します。加えて今回は、**主催者として・一緒に飲んだ一人としての“正直な感想”**も添えました。
ワイン会の続きを、自宅でゆっくり楽しむためのガイドとして読んでいただけたら嬉しいです。
※この記事で紹介しているワインは、記事の最後に購入先をまとめています。
なぜこの順番なのか?
今回のワインは、泡 → 白(3本)→ ロゼ → 赤 → デザート という流れで構成しました。
- 味わいが自然に重くなる
- 舌が疲れにくい
- 初心者でも「違い」がわかりやすい
この3点を意識しています。
最初の一杯|泡で始まるニュージーランドの実力
①クラウディー・ベイ ペロリュス NV
クラウディー・ベイ ペロリュス NV は、冷涼なマールボロの気候が育むブドウを、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で仕込んだスパークリングワイン。きめ細かくクリーミーな泡に、冷涼な気候のもと時間をかけて成熟したブドウ由来の美しい酸が寄り添います。さらに、最低2年以上の瓶内熟成によるブリオッシュやナッツの香りが重なり、フレッシュさと奥行きを両立。丁寧な造りが、そのまま美味しさにつながった1本です。
個人的な感想
完熟した柑橘果実のさわやかなで華やかな香り、クリーミーで口あたりで上質なスパークリングとわかる。「シャンパンを開けるほどではないけど、美味しい泡が飲みたい」そんな時にちょうどいいワイン。
- スパークリングは好きだけど甘すぎるのは苦手
- 家でも“ちょっと気分を上げたい日”がある
- 来客用に失敗しない泡を1本持っておきたい人
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白ワイン3大品種を一気に体験
②クラウディー・ベイ ソーヴィニヨン・ブラン 2023
ニュージーランドを代表する造り手クラウディーベイのフラッグシップ。グレープフルーツやパッションフルーツ、ハーブの爽やかな香りが立ち上がり、口に含むとキレのある酸とみずみずしい果実味が広がります。世界中で愛されるニュージーランド ソーヴィニョンブランの完成形。
個人的な感想
「白ワインってこんなに香るんですね」と言われることが一番多いワイン。サラダや魚介全般にペアリングする万能さ。個人的に大好きなワインです。
- 白ワイン初心者
- 香りでワインを楽しみたい人
- 1杯目から「美味しい!」と言いたい人
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③ローガン・ワインズ ウィマーラ リースリング 2020
標高500〜1050mの高地に広がる畑は、長い日照時間と、昼夜で7〜25℃にも及ぶ大きな寒暖差を備えています。この環境下でブドウはゆっくりと成熟し、リースリングらしい引き締まった酸を保ちながら、ライムや柑橘の皮を思わせる香り、澄んだミネラル感、直線的でエレガントな質感を獲得します。「オーストラリア=重厚」というイメージを覆す、洗練された冷涼系リースリングを体現した1本です。
個人的な感想
リースリングらしく華やかな香りで、しっかりとした酸が食欲を刺激します。脂のしっかり乗った焼き魚や、意外なところで焼肉とも相性良し。ワインが口中をさわやかにしてくれるので、エンドレスに食べれます笑
- 食事と一緒にワインを飲みたい人
- 和食や魚介が多い家庭
- 甘くない白が好きな人
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④ジャイアント・ステップス シャルドネ 2023
オーストラリア屈指の冷涼産地 ヤラ・ヴァレー を代表する生産者、Giant Steps。彼らの哲学は、果実味や樽香を前面に出すことではなく、「畑ごとの個性と冷涼気候が生む酸を、いかに純粋に表現するか」にあります。柑橘や白桃を思わせる澄んだ果実味に、張りのある酸とミネラル感。冷涼産地らしい緊張感と奥行きが美しく調和します。
近年のオーストラリアワインにおける新たな潮流である、“冷涼気候が生むエレガントなスタイル”を体現した1本です。
個人的な感想
「シャルドネって重いと思ってました」という声が、これで一気に変わることが多いです。ブラインドで飲むと、ブルゴーニュと間違えるエレガントさ。
- 樽が強すぎる白が苦手
- ブルゴーニュ好き
- 少し落ち着いた夜に飲みたい人
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軽やかで上品なロゼ
⑤バード・イン・ハンド ピノ・ロゼ 2024
冷涼な気候が育む酸と土地の透明感を備えたピノノワールを、最初からロゼ専用として仕込んだ1本。短時間のスキンコンタクト後に直接圧搾し、ステンレスタンクで丁寧に醸造しています。淡いサーモンピンクの色調に、いちごやラズベリーの澄んだ香り。口当たりは軽やかで、伸びやかな酸が全体を心地よく引き締めます。
“赤の副産物ではない、最初からロゼとして設計されたワイン”。
個人的な感想
白ワインのいいところと赤ワインのいいところどりのワイン。魚介にも肉料理にも合う。春に花見しながら昼から飲むのもいい。美味しくて、料理を選ばないとても便利なワイン。
- 軽めに飲みたい日
- 昼飲み・休日ワイン
- 食前酒から食中酒まで1本で済ませたい人
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赤ワイン|エレガント系
⑥クラウディー・ベイ ピノ・ノワール 2021
冷涼な気候と豊富な日照に恵まれたニュージーランドでは、果実のピュアさときれいな酸を併せ持つ、高品質なピノノワールが生まれます。ブドウは区画ごとに丁寧に仕込み、過度な抽出や樽の主張を抑え、フレンチオークで穏やかに熟成。赤いチェリーやラズベリーの澄んだ果実味に、張りのある酸とほのかなスパイス感が重なり、全体は非常にバランスの取れた仕上がりです。
個人的な感想
ブルゴーニュに代わる新たな選択肢として、世界的に評価を高めるニュージーランド ピノノワールの価値を感じられる1本です。
- 重たすぎない赤ワインが好き
- ブルゴーニュ ピノノワール好き
- 食事と一緒に赤を楽しみたい
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しっかり濃い赤ワイン3本
⑦トルブレック ウッドカッターズ シラーズ 2023
オーストラリアを代表する赤ワイン、シラーズ。その銘醸地がバロッサ・ヴァレーです。黒い果実やリコリス、ブラックベリージャムを思わせる豊かな香りが広がり、チョコレートや黒オリーブ、焦がした肉のニュアンスが奥行きを与えます。生産者トルブレックについて、著名なワイン評論家ロバート・パーカー氏は「間違いなく世界で最も素晴らしいワインの造り手の一人である」と高く評価しています。
個人的な感想
ジューシーで、飲んでてパワーが出るような陽キャラ。これはぜひ、青空の下でジンギスカンと一緒に楽しんでほしい1本です。抜群の相性間違いなし!
- アウトドアで楽しみたい
- 肉料理と合わせたい
- ジューシーなワインが好き
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⑧サンダルフォード エステイト・リザーブ カベルネ・ソーヴィニヨン 2019
産地のマーガレット・リヴァーは、オーストラリアの中でも特にボルドー系赤ワインが高い完成度に成熟する産地として名高い銘醸地です。海洋性気候による穏やかな日照と冷涼感のバランスが、カベルネ・ソーヴィニヨンの成熟をゆっくりと促します。
個人的な感想
黒系果実にインクの香り、やわらかなタンニン。熟成も少し入ってる。ボルドーで言うとマルゴーのようなやわらかなエレガンスが感じられるカベルネ・ソーヴィニョン。とってもコスパのいいワイン!
- ボルドーが好き
- ボルドーでも柔らかい感じがいい
- 今飲み頃のカベルネ・ソーヴィニョン
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⑨パーカー クナワラ エステイト 95ブロック カベルネ・ソーヴィニヨン 2019
オーストラリアのカベルネ・ソーヴィニヨンを代表する、もう一つの銘醸地 クナワラ。冷涼な気候と赤いテラ・ロッサ土壌が育むクナワラのカベルネ・ソーヴィニヨンは、凝縮したカシスの果実味に、ミントやハーブの清涼感が重なります。しっかりとした骨格ときれいな酸を備えた、凛としたスタイルのワインです。
長期熟成に耐える高品質ワインを生み出す名門 パーカー クナワラ エステイト が、自社畑「95ブロック」の単一区画ブドウのみを使用し、最高のヴィンテージにだけ造る特別キュヴェです。
個人的な感想
もう香りだけで一流を思わせる品格ある佇まい。ジェームス・ボンドがタキシードを着ているようなかっこよさ。熟成はこれからですが、液体のポテンシャルがすごい。10年後に飲みたい!それでいてアンダー1万円。ボルドーだったら倍以上の値段、いやそれ以上かな。
- ボルドーが好き
- 凛とした風格がいい
- 熟成を待って化けるのを待てる
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締めは極甘口の貴腐ワイン
⑩カラブリア・ファミリー・ワインズ スリーブリッジス 2022
“貴腐ワイン”が安定して造れる地域はごくわずか。その希少な条件を満たすのが、オーストラリア内陸の産地 リヴァリーナ です。マレー川がもたらす朝霧と、日中の乾いた空気。この繊細なバランスが、健全な貴腐ブドウを育てます。自然条件に選ばれた土地だからこそ生まれる、凝縮感と透明感を併せ持つ極甘口のデザートワインです。
個人的な感想
「甘いワインは苦手」と言っていた方が、最後に一番驚いていました。デザートと一緒に飲むことでワインの味が”劇的に変化”するんです。もちろん、いい意味で。今回のデザート ”ブルーチーズアイス” と最高のペアリングでした。
- デザートと一緒に飲むワインを探してる
- 超甘口ワインが好き
- ワインでびっくりしたい人
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ワイン会で提供した10本を、まとめて見る
「あれ、美味しかったけどどれだっけ?」
「自宅でも飲みたい」
そんな方のために、今回ワイン会で提供した10本を、購入できるショップをまとめました。気になったタイミングで、無理なく選んでください。
