ワイン日記

【白ワイン】イタリア シチリア島の伝統品種”チャラ” 柑橘系さわやかワイン

本当の宅飲みおすすめワインを探すため、20万円分のワインを買ってみようと思い立ってはじめたシリーズ。シリーズ 23本目となる今回は、前回同様イタリア南部 地中海に浮かぶ島 シチリア島の白ワインです。

今回ご紹介するのは、シチリア島の伝統品種 ”カタラット”と”インソリア”のブレンドで造られらた白ワインです。柑橘系ですっきりとしたミネラルな味わいは、シャブリのよう。地中海に浮かぶ島なのに、冷涼な地域で造られたワインの味わい。

イタリアの土着品種は奥が深い。

フェウド ディシーサ チャラ カタラット インソリア 2021

生産者のフェウド ディシーサが初めて国際コンテストの最優秀白ワイン賞を受賞した記念碑的なワイン。

ブドウ品種はシチリア伝統品種のカタラット50%、インツォリア50%のブレンド。火山性の粘土質土壌で栽培された果実は手摘みで収穫され、15~18℃で10日間発酵。ステンレスタンクで6ヵ月熟成。価格は税込2,100円。

ワインレビュー

色合いはグリーンがかったイエロー。香りは冷涼な地域を思わせるレモン、グレープフルーツ、チョーク。味わいはとてもシンプルでグレープフルーツやレモンの柑橘系。さわやかでグレープフルーツの皮のような苦味を少し感じる。

フレッシュな辛口白ワイン。しっかり冷やして、魚介類に合わせて飲みたい。和食の繊細な味わいにも邪魔しない食中酒としての万能さ。

夏の昼下がりにキリッと冷やした酸味の効いたワインは、身体を元気にしてくれそうです。

フェウド ディシーサ チャラ カタラット インソリア 2021
生産地:イタリア シチリア
品種:カタラット50%、インツォリア50%
価格:税込 約2100円(2023年9月現在)
香り:レモン、グレープフルーツの皮、チョーク
味わい:グレープフルーツの皮、レモン
点数:3.4