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ワインレポート

スペイン人気No.1! テンプラニーリョ「クネ クリアンサ 2020」

最近小売店でよく見かけるようになったCune(クネ)のワイン。クネ社はスペインの銘醸地リオハを拠点とし、「最高のワインを作るを造る」という精神のもと、スペインワインを代表する造り手です。

ブドウ品種はスペインを代表するテンプラニーリョ100%。

クネ クリアンサ 2020

ブドウ品種はテンプラニーリョ100%、生産地はスペイン リオハ。生産者のクネ(Cune)は、本来社名である「C.V.N.E」が印刷ミスにより「Cune」となり、それ以来クネの名で親しまれています。

C.V.N.E社のラインナップには世界と一流ワインと堂々と対峙できる「インペリアル」がありますが、今回ご紹介するワインはエントリーモデルになります。小売価格は1300円(2025年1月現在)とリーズナブルです。

エントリーモデルといっても侮るなかれ、WE 92点、JS 91点、WA 90点と名だたるワイン誌から高評価を受けています。

それもそのはず、樹齢30〜40年の最高品質のぶどうをグラビティーシステムを含む最先端の技術と設備のもと醸造しています。アメリカンオークで12ヶ月間熟成後、瓶詰めされてさらに瓶熟成12ヶ月を経て出荷されます。

この価格帯では考えられないような手間暇と時間がかけられています。

テイスティングメモ

濃く深みのある色調。ダークチェリーレッドで若々しいイメージ。第一印象は穏やかで少し閉じている印象。ラズベリーのような赤系果実とブルーベリーの青系果実、カシスの黒系果実もある。バラや針葉樹のようなニュアンスも。果実の凝縮感が主体的。樽感が強く力強く骨格のしっかりしたワイン。悪くいうとエッジが効きすぎてると言える。

点数:3.8(5点満点)

自分はエアレーターで空気に馴染ませたところ、樽感とタンニンのエッジが取れてまろやかになり、美味しさ2割増しの感じ。余韻も心地よく感じられた。

エアレーターなど持っていない人は、その日のうちに飲みきらずに、次の日に飲んだ方がまろやかになり美味しくなると思う。ぜひ試してみてほしい。