クネ クリアンサの味・評価は?2020年を実飲、翌日の変化と価格をレビュー
※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。
クネ クリアンサは、手頃な価格でしっかりした赤ワインを楽しみたいときに、候補に入れたい1本です。
今回レビューするのは2020年。小売店で購入した際の価格は1,300円でした。飲み始めは樽感とタンニンの強さが気になりましたが、空気に触れさせると角が取れ、まろやかに。ワイン本来の旨みも感じやすくなりました。
私の総合評価は3.8/5点。特別に感動して「ぜひまた飲みたい」と思うところまでは届かないものの、2,000円以下でこの味わいなら十分満足という評価です。
「5,000円を出すのは少しためらう。でも、おいしい赤ワインを飲みたい」。そんな人に、選択肢として紹介したいワインです。
結論:しっかりした赤が好きな人に。少し空気に触れさせると楽しみやすい
| 項目 | 飲んで感じたこと |
|---|---|
| 味わい | 果実の凝縮感があり、力強く骨格がしっかりしている |
| 香り | 赤・青・黒系果実に、バラや針葉樹のニュアンス |
| 気になった点 | 飲み始めは樽感とタンニンのエッジが強い |
| よかった飲み方 | エアレーターを使う、または半分ほど残して冷蔵保存し翌日に飲む |
| すすめたい人 | フルボディの、しっかりした味わいが好きな人 |
| すすめにくい人 | 軽やかな赤や、渋みの少ないワインを求める人 |
| 総合評価 | 3.8/5点。まろやかになった状態も含めた評価 |
| 当時の購入価格 | 1,300円(2025年1月時点。現在の販売価格とは異なります) |
軽やかでするすると飲める赤を探している人には、基本的にはすすめません。一方、ハンバーグやビーフシチュー、生姜焼きのような、しっかりした味の料理に合わせるなら、こうした力強い赤を選びたいと思います。
クネ クリアンサ2020を実際に飲んだ感想
果実の凝縮感と、強い樽感が印象に残る
色は濃く深みのあるダークチェリーレッド。若々しい印象です。
香りの第一印象は穏やかで、少し閉じているように感じました。ラズベリーのような赤系果実に、ブルーベリーやカシス。バラや針葉樹を思わせるニュアンスもあります。
味わいの中心にあるのは、果実の凝縮感です。樽感が強く、力強く骨格のしっかりしたワインでした。
ただ、飲み始めはその力強さが少し気になりました。よくいえば飲みごたえがありますが、私には樽感とタンニンのエッジが効きすぎているようにも感じられました。
まろやかになると、旨みを感じやすくなった
エアレーターで空気に触れさせると、樽感とタンニンの角が取れて、まろやかになりました。
単に口当たりがやさしくなるだけでなく、ワイン本来の旨みが液体から感じやすくなる。そんな変化です。余韻も心地よく感じられました。
このワインは、最初のひと口だけで評価を決めず、少し空気に触れさせてから飲む方が、私は楽しめました。
評価は3.8/5点。価格を考えると十分おいしい
3.8点は、エアレーターを使った後や、翌日にまろやかになった状態も含めた総合評価です。
私の中で4点を超えるのは、満足度がかなり高く「また飲みたい」と思うワイン。今回はそこまでは届きませんでしたが、価格を考えると十分おいしかった、という点数です。
少なくとも、当時の購入価格1,300円に対する満足度は高く、2,000円以下でしっかりした赤を探すなら、候補に入れたいと思います。
おいしく飲むには?当日と翌日の変化を試した
私が試したのは、エアレーターを使う方法と、残りを翌日に飲む方法です。どちらもまろやかな方向に変化しました。
その日に楽しむなら、エアレーター
エアレーターを使うと、樽感とタンニンのエッジが取れて飲みやすくなりました。
翌日まで待たず、その日のうちにまろやかな状態を楽しみたい人には、こちらの方法が向いていると思います。
ただし、今回確認したのは私が飲んだボトルでの変化です。翌日とまったく同じ状態になる、という意味ではありません。
道具がなくても、翌日にまろやかになった
エアレーターがなくても、残りを翌日に飲んだところ、同じように角が取れてまろやかになりました。
そのときの条件は、次のとおりです。
| 項目 | 実際に試した条件 |
|---|---|
| 残した量 | ボトルの約半分 |
| 栓 | コルクを戻した |
| 保管場所 | 冷蔵庫に立てて保管 |
| 飲んだ時期 | 翌日 |
| 飲む前 | 冷蔵庫から出し、約30分置いた |
| 飲んだ温度 | 18℃前後の感覚。実測値ではありません |
時間や温度は記憶に基づく目安です。室温によって温まり方も違うので、「30分置けば必ず18℃になる」ということではありません。
私の場合は、翌日になると樽感とタンニンのエッジが取れ、旨みが感じやすくなりました。飲み始めに少し硬さを感じたら、無理にその日に飲み切らず、翌日の変化を楽しむ方法もあります。
どんな人におすすめ?どんな料理に合わせたい?
フルボディの、しっかりした赤が好きな人に
私がすすめたいのは、果実の凝縮感や、樽感、飲みごたえのある赤が好きな人です。
なお、輸入元の商品分類は「ミディアムボディ」です。一方、私の実飲では力強さを感じたため、フルボディのしっかりした赤が好きな人にすすめたいと考えています。輸入元の商品情報
逆に、軽やかな赤や、渋みの少ないワインを求めている人には、翌日にまろやかになったとしても、基本的には別のワインをすすめます。
ハンバーグ、ビーフシチュー、生姜焼きに合わせたい
この味わいなら、私が合わせたいのは次のような料理です。
- ハンバーグ
- ビーフシチュー
- 生姜焼き
しっかりした味の料理と一緒に楽しむなら、このワインの力強さが生きると思います。
これはワインの味わいから考えた提案です。今回、実際に合わせた料理は覚えていないため、実食して確認した組み合わせではありません。
クネ クリアンサとは?基本情報とテンプラニーリョの説明
クネ クリアンサは、スペインのリオハで造られる赤ワインです。
以下は、2026年10月26日に確認した生産者・輸入元の掲載情報です。公式ページには2022年の情報が掲載されており、今回飲んだ2020年のボトル情報とは区別しています。
| 項目 | 公式掲載情報 |
|---|---|
| 商品名 | クネ クリアンサ/Cune Crianza |
| 生産者 | CVNE(クネ) |
| 産地 | スペイン、リオハ・アルタ |
| タイプ | 赤ワイン |
| 容量 | 750ml |
| ブドウ品種 | テンプラニーリョ85%、ガルナッチャおよびマスエロ15% |
| 樽熟成 | アメリカンオーク樽で12か月 |
| 飲み頃温度の目安 | 輸入元の推奨は16〜18℃ |
テンプラニーリョって、どんなブドウ?
テンプラニーリョは、スペインを代表する黒ブドウ品種のひとつです。クネ クリアンサでは、この品種を主体に、ほかの品種を組み合わせています。
品種名は、好みのワインを探す手がかりになります。ただし、同じ品種でも産地や造り方によって味わいは変わります。今回強く感じた樽感も、品種だけの特徴として捉えず、樽熟成による個性と合わせて考えると分かりやすいでしょう。
価格と購入先は?当時は1,300円で購入
私が2020年を小売店で購入した際の価格は、1,300円でした。2025年1月時点の価格で、購入した店名は覚えていません。
現在の価格は、販売店やヴィンテージ、送料によって異なります。本文の1,300円を、今も同じ価格で買えるという意味では捉えないでください。
私自身、クネのワインは複数の小売店で見かけてきました。ワイン専門店には少し入りにくいと感じる人にとっても、普段の買い物の中で探せるのは魅力だと思います。ただし、店舗ごとの現在の取扱いは確認が必要です。
通販で探す場合は、価格と一緒に次の点も確認してください。
- 商品名が「クネ クリアンサ」になっているか
- 販売されているヴィンテージ
- 750mlの単品か、複数本のセットか
- 送料を含めた総額
レビューしたのは2020年です。リンク先では別のヴィンテージが販売されている場合があります。
ヴィンテージが違っても選んでよい?
私は2020年以外のクネ クリアンサも飲んでいます。年号は覚えていませんが、自分が飲んだ範囲では味わいのばらつきが少なく、安心して選びやすいワインだと感じています。
もちろん、毎年まったく同じ味という意味ではありません。また、今回詳しく紹介した香りや翌日の変化は、2020年のボトルで確認したものです。
そのうえで、手頃な価格のしっかりした赤を探すときに、ヴィンテージが違っても候補に入れられる。私にとってクネ クリアンサは、そんなワインです。
まとめ:2,000円以下で、しっかりした赤を楽しみたいときの候補
クネ クリアンサ2020は、果実の凝縮感と強い樽感が印象に残る赤ワインでした。
飲み始めは樽感やタンニンのエッジが気になりましたが、エアレーターを使った後も、冷蔵保存して翌日に飲んだときも、まろやかになり、旨みを感じやすくなりました。
総合評価は3.8/5点。私にとって特別な1本というほどではありませんが、2,000円以下でこの味わいなら、十分においしく満足できるという評価です。
しっかりした赤が好きな人や、ハンバーグ、ビーフシチュー、生姜焼きに合わせるワインを探している人は、候補に入れてみてください。
