北海道のま中央、十勝地方にある池田町。北海道の中でも古くからワイン生産が行われている地域です。
北海道 十勝 池田町原産の「清見種」を使った日本ワイン。どんな味わいでしょうか。
十勝ワイン 清見 2019
十勝ワインは、1963年に日本で最初に誕生した、自治体によって経営されるワイナリーです。もともとは町の財政難を救うべく立ち上がりました。北海道民には昔からなじみのある「トカップ」シリーズをはじめ、さまざまなワインがリリースされています。
「清見種」のようにその土地で生産されたブドウで、その土地でつくられるワインがリリースされ始めたのは、割と最近になってからの印象です。それまではブドウは海外から輸入して、ワイン生産を十勝で行うのがほとんどだったと思います。
ワインレビュー
色合いは濃いガーネット。香りはレーズンのような黒系果実でシンプル。味わいは果実味主体で、酸味とタンニンは強いがバランスが取れていない印象。
味わいは、良くも悪くも特徴が感じられません。ボルドー系の雰囲気はあるものの雰囲気のみで、あまり奥深さは感じられない。。良くもといったのは、北海道ワインには独特な風味のあるワインも少なくなく、そういったネガティブな要因はなく国際品種に近づいた味わいであるというのは期待が持てます。
その土地原産でその土地でつくられるワインということで、北海道人として応援したい気持ちです。これから歴史を重ね、どんどん美味しくなっていけば、とても嬉しい限りです。
十勝ワイン 清見 2019
生産地:北海道 十勝 池田町
品種:清見
購入:税込 3,135円
香り:レーズンのような黒系果実でシンプル
味わい:果実味主体
点数: