ワイン日記

クラフトビール|「水曜日のネコ」ヤッホーブルーイング

長野県軽井沢が本拠地のヤッホーブルーイングが醸造・販売しているクラフトビール「水曜日のネコ」。先日の「よなよなエール」「インドの青鬼」に続き、ヤッホーブルーイングのクラフトビールをいただきました。

結論から言うとやはり「美味しかった」です。

水曜日のネコ|ヤッホーブルーイング

水曜日のネコはベルギー生まれの「ベルジャン・ホワイトエール」というスタイル。風味づけにオレンジピールとコリアンダーシードを使用しています。ベルジャン酵母が生み出す青りんごのようなフルーティーな香りに、オレンジピールやコリアンダーシードの爽やかな香りが相まって、とてもリラックスできる香りになっています。ホップの苦みがとても弱く、原材料の小麦によりやわらかな口当たりに仕上がっているため、普段ビールを飲まない方にもおすすめのビールです。
(公式サイトより)

ベルジャン・ホワイトエール

最近クラフトビールを飲むようになって、様々な製法があることを知りました。ベルジャン・ホワイトエールとは、その名の通り白ビールの1種です。

そこで疑問に思うのが「白ビールってなに?」でした。調べてみました。

ビールの原材料には大麦麦芽が用いられますが、小麦麦芽または小麦を多く使ってつくられるビールを「白ビール(ホワイトエール)」と呼ぶとのこと。

この白ビール(ホワイトエール)には、生産地域や製造方法、原材料の違いなどで様々なスタイルがあるようですが、大きく分けて「ヴァイツェン」「ベルジャン・ホワイト」の2つに分かれるようです。

◇ヴァイツェン
南ドイツ発祥のビアスタイルで、小麦麦芽を50%以上使用したエールビール。一般的に「ヴァイツェン」というと、酵母をろ過していない濁りのある「ヘーフェヴァイツェン」を指すことが多い。

◇ベルジャン・ホワイト
ベルギー発祥のビアスタイルで、麦芽化していない小麦を使い、副原料としてオレンジピールとコリアンダーシードを使います。

ようやく目的の「ベルジャン・ホワイトエール」に辿り着きました。つまり「ベルジャン・ホワイトエール」とはこんな感じです。

・エール(上面発酵)製法
・白ビール(ホワイトエール)、小麦を使用
・麦芽化してない小麦を使い、副原料にオレンジピールとコリアンダーシードを使用

奥が深い。。

「水曜日のネコ」レビュー

香りは「バナナ」。公式サイトでは青リンゴのような香りとありましたが、自分が感じたのはバナナでした。確かに柑橘系の爽やかな香りがしたので、青リンゴと言われればそんな気もします。

味わいは、クリーミー。っていうか、クリームをなめてるような甘さを感じる感覚すらあり。炭酸が穏やかで心地よく、一般的なビールとは全然違います。たくさんは飲めないですが、一杯をゆっくりと味わうと幸せな気分になります。

クラフトビールの世界、本当に楽しい。

いやー、すっかりファンになりました。