ニュージーランドといえばソーヴィニョン・ブランが有名ですが、ピノ・ノワールもオススメなんです。
それは美味しさの割に「オ・イ・シ・イ」からです。
今回ご紹介するワインは、ニュージーランドのクラウディベイと呼ばれる生産者で、我が家ではソーヴィニョン・ブランとピノ・ノワールを常備しております笑
ブルゴーニュのピノ・ノワールはなかなかいいお値段しますが、こちらは3,800円ほどです。ブルゴーニュなら1万円はするのではないかといった味わいです。
今回のヴィンテージ2018年と若干熟成してます。購入してから我が家のセラーで数年間静かに寝ておりました。
知り合いの店で美味しいブリが入ったということで、ピノ・ノワールを店に持ち込まさせていただき、ブリとのペアリングも楽しみました。
クラウディベイ ピノ・ノワール
産地|ニュージーランド南島 マールボロ
産地はニュージーランド南島の北端マールボロのワイラウ ヴァレー。マールボロはニュージーランドの葡萄栽培面積の7割を占める一大ワイン生産地です。海に囲まれた海洋性気候で、ニュージーランドの中で最も日照時間が長い場所と言われています。
ワイラウ ヴァレーは、古い沖積砂礫土壌の表土に粘土が密集した下層土から成り、水はけと保水性のバランスがよいことからマールボロでも最も優れたピノ・ノワールが栽培されると言われています。
ソーヴィニョン・ブランが世界的に有名ですが、ピノ・ノワールも2番目に大きい栽培面積を誇ります。
生産者|クラウディベイ
西オーストラリア州で1985年に設立。マールボロのソーヴィニョン・ブランに感銘を受けたオーナー醸造責任者の「デイヴィッド・ホーネン氏」が、ニュージーランド進出を決めました。
ニュージーランドワインの世界的地位を高めたアイコンワインとして世界的に認知度が高い、ニュージーランドを代表する生産者の1つです。
クラウディベイ ピノ・ノワール 2018
ブドウ品種はピノ・ノワール100%。ピノ・ノワールに最適なワイラウ・ヴァレーの南部で垣根仕立てで栽培。中には特別な自社畑マスタングとバラックス・ヴィンヤードのブドウも含まれます。

ワインレビュー
色合いは、チェリーレッドでエッジにレンガ色が混じります。香りは複雑でエレガント。チェリーやイチゴ、紅茶の熟成香もします。味わいはなめらかでエレガント。口に入れた瞬間複雑な味わいと凝縮した旨みが口いっぱいに広がります。スパイスや樽も感じる色っぽいワイン。
5年熟成したクラウディベイは飲んだことなかったですが、熟成してもうまい!
というか早く飲むのがもったいないと思えるほどの妖艶な香り。いいブルゴーニュを飲んだ時のエレガントで妖艶な感じがするんです。
ブリにも合うんです。ただ、船上でシメて北海道に空輸したらしく新鮮なブリ。赤みもトロも生臭さは全然なく、だからこそピノ・ノワールにも合ったのかもしれません。この辺りは、ペアリングするときには少々注意です。
それにしても本当に美味しい。これで3000円台はホントにお得感あり。我が家では数年後に飲むべく、またネットで複数本購入しちゃいました。笑
週末に飲む美味しいピノ・ノワールをお探しの方はぜひ!
クラウディ・ベイ ピノ・ノワール 2018
生産地:ニュージーランド マールボロ
品種:ピノ・ノワール 100%
価格:税込 3800円(2023年11月現在)
香り:チェリー、イチゴ、紅茶、複雑
味わい:なめらかでエレガント、複雑な味わいと凝縮した旨み
点数:4.2