コンビニで買えるワイン。今回はファミリーマートのイタリア 白ワイン「コンチャ・イ・トロ カッシェロ・デル・ディアブロ」をご紹介します。
コンチャ・イ・トロには最高のワインを貯蔵しておく特別な蔵があった。しかし、そのワインのあまりの美味しさに二祖かに盗み飲みするものが後を断たなかった
引用:メルシャンHPより
「コンチャ・イ・トロ カッシェロ・デル・ディアブロ」
チリの名門ワイナリー「コンチャ・イ・トロ」。ワイン名の「カッシェロ・デル・ディアブロ」とは、スペイン語で”悪魔の蔵”を意味するそう。「この蔵には悪魔が住んでいる」と噂を流し、美酒を守ったのが由来。ワインボトルの上部に悪魔のイラストが描かれています。
コンチャ・イ・トロ
1年のほとんどが晴れるという理想的な環境のチリのブドウ産地に、コンチャ・イ・トロが自社で保有する畑面積は、合計9,000ヘクタール以上。スペインの貴族 ドン・メルチョーがボルドーの苗をチリへ持ち込んでブドウ畑を開拓したのが1883年。
ワインズ・オブ・チリのサステナブル認証の取得をはじめとして、自然環境を大切にしたワインづくりをしています。なかでも有名なのが、フランスのボルドーでシャトー・ムートン・ロートシルトを所有するバロン・フィリップ・ロートシルトととのジョイントベンチャーによって1998年に誕生した「アルマヴィーヴァ」は、世界中で賞賛の的です。
自分も一度飲んだことありますが、香り高く旨味の凝縮した味わいは、フランスの一流シャトーに引けを取らない味わいでした。
チリ産、ブドウ品種はシャルドネ。ビンテージは2021年。価格は税込1,498円。
ワインレビュー
色合いは、濃いめのレモンイエロー。香りは、みかんの缶詰、パイナップル、ハチミツ、樽香。味わいは、南国フルーツの果実味由来の甘さとしっかりした酸味、アフターに樽由来の苦味と残糖感を感じる。
果実味由来の甘さがカリフォルニアっぽい感じ。酸味もあるのでバランスがいい印象。先日飲んだセブンイレブンの「ロバート・モンダヴィ ツインオークス シャルドネ」と同じ方向性だが、自分としては千円以下で買えるロバート・モンダヴィの方が複雑性を感じ好みでした。
この日一緒に食べたアボガドのねっとりした味わいに、樽を感じるボリューミーなシャルドネがピッタリ合いました。樽シャルドネが好きな人にはおすすめできる一本です。
コンチャ・イ・トロ カッシェロ・デル・ディアブロ
生産地:チリ
品種:シャルドネ
購入:ファミリーマート 税込1498円
香り:みかんの缶詰、パイナップル、ハチミツ、樽香
味わい:南国フルーツの果実味由来の甘さとしっかりした酸味、樽感
点数:3.2