ブルゴーニュ ピノ・ノワール愛好家にとって悩みにタネは、昨今の価格上昇ではないでしょうか?
少し前には中国人のワイン需要が大幅増加したことによる価格上昇、直近では欧州のインフレや円安による輸入価格上昇。日本人にとってはなかなか厳しい状況です。
そんな中、もっと気軽に楽しめるブルゴーニュ ワインがあるのをご存知でしょうか?
「コトー ブルギニヨン」
1本数十万円する有名ドメーヌのワインも驚くほどリーズナブルに楽しむことができます。
そんなコトー ブルギニヨンについて、わかりやすく解説していきます。最後にはコトー・ブルギニヨンのおすすめワインもご紹介しますので、ぜひワイン選びの参考にしてください。
- ブルゴーニュワインが好き
- リーズナブルな価格で飲みたい
- 有名な造り手のワインを飲んでみたい
コトー ブルギニヨンってどんなワイン?
ブルゴーニュには大きく6つのワイン生産地区があります。
- シャブリ地区
- コート・ド・ニュイ地区
- コート・ド・ボーヌ地区
- コート・シャロネーズ地区
- マコネ地区
- ボジョレー地区
ブルゴーニュで最も有名な地方名AOCの「AOC ブルゴーニュ」は、6地区のうちボジョレー地区だけは、クリュ・デ・ボジョレーという村名AOCしか範囲に入っていません。
コトー・ブルギニヨンは、「AOC ブルゴーニュ」の範囲に加え、ボジョレー地区全域を含むエリアでかつ、単一品種、またはブレンドが認められたAOCです。
どんなブドウ品種でつくられているの?
ブルゴーニュは基本的に白はシャルドネ、赤はピノ・ノワールの単一品種でワインが造られますが、コトー ブルギニヨンはブレンドすることが認められています。
ワインの種類は、白・赤・ロゼの3種が認められています。なお、生産量の多くは赤ワインが占めています。
▼赤ワイン
ピノ・ノワール、ガメイ、セザール(シャブリのみ)
▼白ワイン
シャルドネ、アリゴテ、ムロン、ピノ・ブラン、ピノ・グリ
▼ロゼワイン
主要品種はガメイ、ピノ・ノワール、ピノ・グリ、セザール(シャブリのみ)
※補助品種として、シャルドネ、アリゴテ、ムロン、ピノ・ブランが、10%までブレンド可能。
エリアだけでなく、多様なブドウ品種が認められているのもコトー ブルギニヨンの特徴ですね。
コトー ブルギニヨンのおすすめワイン あえての1選!
ブルゴーニュ愛好家なら誰しも憧れる存在「メゾン・ルロワ」。ルロワのワインは、ACブルゴーニュでも軽く1万円は超え、良い畑のものになるとになれば数十万円はします。
そんなルロワが5000円弱で飲める幸せ。これは、コトー・ブルギニヨンならではです。超一流生産者のブルゴーニュワインを一度体験してみたい方には、ぜひ飲んでもらいたい1本です。