またまたイエローテイルです。今回はイエローテイルの本命と思われる ”シラーズ”です。
なぜ本命かというと、オーストラリアの代表品種がシラーズだからです。イエローテイルはオーストラリアのワインメーカーです。
結論、シラーズの味わいを知るにはもってこいの1本でした。
イエローテイル シラーズ 2021
産地はオーストラリア、ブドウ品種はシラーズです。
ちなみにシラーズはフランスでは ”シラー” と呼ばれ、ローヌ地方を代表するブドウ品種です。どちらも凝縮した果実味とパワフルな味わいという意味では共通してますが、シラーズはハーブやメントールのような香りが特徴的です。
ワインレビュー
色合いは、紫に近いガーネット。レーズン、ハーブ、ユーカリ、鉛筆の芯、スパイシーな香り。味わいの第一印象は、黒系果実の凝縮感とバニラのような甘さ。ハーブの爽やかさが爽やかです。
先日飲んだカベルネ・ソーヴィニョンと方向性はとても似ています。果実の凝縮感はシラーズの方がより上回っている印象。完熟したブドウがぎゅっと詰め込まれています。
鉛筆の芯の香りもボルドーっぽいです。第一印象の奥にあるハーブのニュアンスと果実味の強さを感じ取れれば、シラーズとあてることができるでしょう。しばらくブラインドで練習してないから余裕で間違えそうな気もします笑
個人的にはそれくらい似ているなという印象ですが、複雑さやトータルの印象ではシラーズの方が上かなと感じました。
イエローテイル シラーズ 2021
生産地:オーストラリア
品種:シラーズ
価格:約 1000円(2023年12月現在)
香り:レーズン、ハーブ、ユーカリ、鉛筆の芯、胡椒
味わい:黒系果実の凝縮感と甘さ、ハーブ
点数:3.5