ワインボトル開けたはいいけど、1本飲みきれないことも多いですよね。
次の日も楽しみに取っておいたワインの味わいが昨日と違う。。
そんな経験を幾度となくしてきました。今回は、開けたワインの保存方法にお困りの方のために、ワインの保存方法や自分が使ってみてよかったグッズをご紹介します。
ワインが日持ちしない理由「酸化」
栓を開けたワインは空気に触れることにより、少しずつ味わいが変わり開いていく反面、空気に触れすぎると、酸化してどんどん劣化していきます。
何もしないと翌日には劣化していきます。逆に上手に保存すると、数日から1週間程度は味わいを保って楽しむことができるでしょう。
つまり、空気に触れさせないようにすることが劣化を防ぐポイントです。そのための方法をご紹介していきたいと思います。
ワインを酸化させない方法
保存方法1 コルクで栓をする
保存方法2 小さな空きボトルに移す
保存方法3 専用の器具を使う
【おすすめ度★★】コルクで栓をする
保存期間目安:2〜3日
もともと入っていたコルクで栓をする一番手軽な保存方法です。コルクをラップで包んであげることで、より密着し空気の流入を防ぐのでおすすめです。
そして、冷蔵庫で保存です。冷蔵庫は長期保存に向きませんが、短期保存では活用して問題ありません。
手軽でよいですが、ボトル内に空気は残るので、その分は酸化することになります。その点がマイナスですね。
デイリーワインであれば、この方法で十分かもしれません。
【おすすめ度★】小さな瓶に移す
保存期間目安:1週間
これはワインの量ぴったりの小さな瓶に移し替えることで、ワインと空気が触れ合うことを防ぐ方法です。
効果は大きいですが、残ったワインの量ぴったりの瓶にしないといけないので、瓶のサイズを複数揃えたりするのが少々面倒なのと、気持ちよく飲んだ後に細かい作業をするのが面倒くさいというのが、自分にとっては1番のマイナスです。その辺りのことが手間だと思わない人にはおすすめの方法です。
【おすすめ度★★★】専用の器具を使う
費用対効果が一番高いと思えるのが、専用器具を使う方法です。ストレスなく使えて機能性がたかいので、ワインライフを充実させる上で保管用ワイングッズは1つあっていいと思います。
①専用ポンプで真空状態に「バキュバン」
保存期間目安:5〜7日間
プロも使う器具ですが、お手頃な価格で約1500円です。
ポンプと専用のゴム栓を使って、ワインボトル内の空気を抜くことでワインの酸化を防止します。
使い方は簡単で、ゴム栓をワインボトルの口に取り付け、専用のポンプを複数回上下させると「カチカチ」と音がします。ボトル内が真空になり、完了した合図です。
自分も長い間愛用していて、耐久性も特に問題ありません。
②かぶせるだけ「アンチ・オックス」
保存期間目安:5〜7日間
最近になってよく見かけるようになったのが、アンチ・オックスです。直訳すると「抗酸化」でしょうか、わかりやすいネーミングです。
シリコンがボトルの口に密着して空気が入るのを防ぎ、内蔵のカーボンフィルターがワインの揮発性成分と酸素が接触するのを防ぎます。
価格は2500〜3000円程度です。
かぶせるだけでいいので、非常に手軽で機能性が良いですね。耐久性に関しては、これから使い続けてなので、今のところは未知数です。
③アルゴンガス
保存期間目安:5〜7日間
空気中に含まれる無味・無臭・無色の気体「アルコンガス」がワインとの間に膜を作り、酸化を防ぎます。ワインだけでなく、さまざまな食品の酸化防止に使われているようなので、安全性という意味でも問題ないと思います。
使い方は簡単で、ボトルにノズルを差し込み1秒程度ガスを注入するだけです。その後は、空気が入らないようにコルクをラップで巻いて栓をすればOKです。
複数のワインを開けて保存するような場合に便利です。
ガスがなくなり次第、買い換えれば良いのでお手軽です。価格は3000〜4000円程度です。
まとめ
今回は、ワイン保存方法とおすすめグッズをご紹介いたしました。
以上、参考になれば嬉しいです。楽しいワインライフを!