20万円分、宅飲みで楽しめるワインを買えるだけ買ってみようと思い立ってはじめたシリーズ。
今回はニュージーランドのソーヴィニョン・ブランをご紹介します。
ソーヴィニョン・ブランは「スッキリ・さわやか系」の白ワインの代表格とも言えるブドウ品種です。香りは柑橘系やハーブなど、とてもアロマティックです。
ソーヴィニョン・ブランの有名産地は、フランス ロワール地方とニュージーランドです。特にニュージーランドのソーヴィニョン・ブランは、本家のフランスよりもソーヴィニョン・ブランらしいと言われるくらいソーヴィニョン・ブランの代表産地です。
味わいは期待通りの安旨ソーヴィニョン・ブランでした！
オイスターベイ マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン
産地はニュージーランドの南島にあるマールボロ地区です。ニュージーランドは北島と南島の2つの島からなる国ですが、南半球にあるので南島の方が冷涼な気候です。ワイン名のオイスターベイは、牡蠣の養殖が盛んな湾の名称が由来となっています。
ブドウ品種はソーヴィニョン・ブラン、ヴィンテージは2022年です。
ワインレビュー
色合いは、レモンイエロー。香りは、レモン、グレープフルーツ、ハーブ。とても爽やかな香り。味わいは、凝縮した果実感とイキイキとした酸味とミネラルが、とってもさわやかな印象のワインです。
印象は「さわやかなワイン！」です。イキイキとした酸味は、キリッと冷やして夏の暑い日にぴったりです。旬のアスパラを茹でて一緒にいただきましたが大正解！アスパラの緑の味わいと、ニュージーランドのハーブっぽい香りがとてもよく合います。
ニュージーランドのソーヴィニョン・ブランはハーブや草っぽい香りが強いのですが、このワインはそこまで強くはなく、むしろ柑橘系の香りが主役です。そしてミネラルを強く感じるためシャブリのように感じました。
シャブリは、キンメリジャン土壌と呼ばれる牡蠣殻を含んだ土壌からミネラルたっぷりのシャルドネがつくられ、「牡蠣にはシャブリ」といわれる白ワインです。オイスターベイのソーヴィニョン・ブランもフレッシュでミネラリーなワインなので、牡蠣や新鮮な魚介たちと抜群の相性だと思います。
もっとニュージーランドっぽいソーヴィニョン・ブランが飲みたいときはクラウディ・ベイがおすすめですが、これはこれでアリです。何と言っても２０００円以下でこの味わいならいうことありません。
夏の暑い日にキリッと冷やして飲むのがおすすめの白ワインでした。
オイスターベイ マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン
生産地：ニュージーランド マールボロ地区
品種：ソーヴィニョン・ブラン
価格：約２０００円（2023年5月現在）
香り：レモン、グレープフルーツ、ハーブ
味わい：凝縮した果実感、イキイキとした酸味、ミネラル
点数：3.3
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