ワイン日記

ソムリエ協会 教本(2022年版)が届きました

ソムリエ協会 教本はご存知でしょうか?

毎年実施されるソムリエ、ワインエキスパートの資格認定試験の教本です。試験のうち、筆記試験はこの教本の中から基本的に出題されます。

ブログを始めたことにより、知識のアップデートを怠ってはいけないという思いに駆られ、2015年に資格取得した時以来、教本を手にしました。

あまり目にすることのない本と思いますので、参考までにご紹介いたします。

ソムリエ協会 教本

左側が今回届いた2022年版です。右側が2015年版になります。このアングルではさほど違いがありませんが。。

厚さが全然違います(・∀・)

定規で測ると約3.5cm、ページ数にして831ページ。2015年版より300ページ以上増えています。今はもう見かけなくなった「電話帳」なみの分厚さです。

内容詳細はまだ見ていませんが、「ワイン概論」はさほどボリュームに変化はありませんが、各国の記載内容がボリューム増えている感じです。特に、日本に関しては47ページにも渡ります。

2016年に田崎会長がソムリエ協会会長に就任してからは、「日本のソムリエたるもの日本のワインのことをよく知らんといかん」というような意志を感じます。それが教本にもしっかり現れていますね。

日本のワインは、世界の有名ワイン生産地からするとまだまだマイナーな存在です。

しかし、日本ワインの品質は格段に上昇してきています。少なくても2015年当時とは全然違います。日本固有のブドウ品種である「甲州」の白ワインや、国際品種であるシャルドネ、メルロー、ピノ・ノワールなども高品質なワインが日本各地でされています。

ここ北海道においても、「余市」や「空知」など、札幌近郊都市で新たなワイナリーが続々とできてきて、これから「ワインで北海道を盛り上げていきたい」そんな空気感が醸成されています。

北海道はニセコに代表されるような観光地域です。北海道ならではのワインの味わいが確立されることで新たな地域の魅力となり、世界各地の方が日本に観光に来る際に北海道にもいきたいと思っていただけるような地域になっていけば、とても嬉しく思います。

自分にできることはわずかですが、楽しみながらワインの魅力をこれからも発信していきたいと思います。

最後までご覧くださり、ありがとうございましたー。