チリ産赤ワイン6種類セットをamazonで購入しました。赤ワインのデイリー用ワインストックが少なくなってきたのと、赤ワインの品種による味わいの違いを勉強するために購入しました。
生産者が全て同じでワインブランドも一緒です。ブドウ品種による味わいの違いを感じるのにとても適したワインセットですね。
それではレビューしていきたいと思います。
amazon 6種飲み比べ チリ産コク旨赤ワインセット 5832円
6本で5832円。1本あたり972円です。amazonプライム会員なら送料無料なので、とってもお得です。定期便での購入なら15%引きですので、4957円(1本あたり826円)になります。
生産地はチリのセントラルヴァレー、夏は暑く乾燥し昼夜の寒暖差のある地域で、チリ最大のワイン生産地域です。生産者はエミリアーナ ヴィンヤーズ。ブドウの有機栽培にこだわっていて、チリ最大の有機栽培畑を所有するワイナリーとのこと。有機ブドウ100%から造られるワイン。楽しみです。
ワインの内訳は次のようになっています。
①ナチュラ カベルネソーヴィニョン
②ナチュラ メルロー
③ナチュラ カルメネール
④ナチュラ シラー
⑤ナチュラ カリニャン
⑥ナチュラ ピノノワール
①ナチュラ カベルネソーヴィニョン
品種はカベルネソーヴィニョンです。チリワインの代名詞的存在の品種です。
ボルドーではメルローやカベルネフランなどとブレンドされることが多いですが、チリでは単一品種としてリリースされることが多いですね。
色調は、濃い紫です。
香りは、カシスやレーズンなど黒系果実、インクの香りもします。
味わいは、果実味が凝縮された印象のほか、タンニンはしっかりしていて、樽のニュアンスもあります。
ブレンドされていない分、口当たりに厚みは感じませんが、品種の特徴がよく出ていると思います。
②ナチュラ メルロー
こちらもボルドー系品種のメルローです。個人的にとても大好きなブドウ品種です。
色調は、濃い紫です。
香りは、レーズンやプルーンの黒系果実、インク。
味わいは、レーズンの果実感が中心です。メルロー特有の密度の濃さ、コク、まろやかさがそれほど感じられませんでした。
前述のカベルネソーヴィニョンと似た印象です。
③ナチュラ カルメネール
ブドウ品種はカルメネール。カルメネールはもともとボルドー地方で造られいましたが、いまはほとんどがチリ産です。チリ産のカルメネールはカベルネソーヴィニョンやメルローとどんな味わいの違いがあるのでしょうか。
色調は、濃い紫です。
香りは、レーズン、プラム、インクです。
味わいは、とてもジューシー。タンニンと酸味のバランスがよく、旨味も感じます。
セットの中で、一番美味しく感じられたのがこのカルメネールでした。
④ナチュラ シラー
ブドウ品種のシラーは、フランス ローヌ地方が有名ですね。
色調は、濃い紫。
香りは、最初ひらかない感じでしたが、じょじょにレーズン、鉄っぽさを感じます。
味わいは、収斂性のあるタンニン、シラーの特徴である鉄っぽい味わいがでています。レアのステーキと合わせたい感じです。
⑤ナチュラ カリニャン
ブドウ品種ははカリニャン。カリニャンはスペインが原産のブドウ品種で、温暖な地域で造られます。力強いタンニンと酸味で若いうちは飲みづらいけど、熟成すると飲みやすくなるイメージです。
色調は、紫色。
香りは、ブルーベリー、紅茶、インク。
味わいは、レーズンのような果実味が中心です。程よいタンニンで、コッペパンのようなコクもあります。カベルネソーヴィニョンとかなり近い味わいに感じます。
⑥ナチュラ ピノノワール
ブドウ品種はピノノワール。チリにはピノノワールのイメージがあまりありませんが、楽しみです。
色調は、ピノノワールとしては濃いめのルビー色です。
香りは、レーズン、ラズベリー、梅、しそ、紅茶など。ピノノワールではあまり感じることのない黒系果実の香りがするところが、温暖なチリのピノノワールという感じでしょう。
味わいは、タンニンはなめらかで、コッペパンのようなコクのある味わいです。余韻は短めです。
ブラインドで飲むと、ピノノワールと感じないかもしれません。個人的には、イタリアのキャンティに似た味わいと感じました。
まとめ
チリの赤ワインセット。濃くて力強いワインが揃っています。1本あたり1000円を切る価格で、飲み比べて品種の味わいの違いを感じられるお得なセットだと思います。
個人的には、ジューシーで旨味も感じたカルメネールが一番好みでした。
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